民青同盟・かえるネットが、毎週土曜日夜22時~京都駅でおこなっている炊き出しボランティアに、問い合わせや物資のカンパが相次いでいます。
前回は25人もの青年・学生が参加しました。初めての参加者が多く「お腹を減らして困っている人を目の当りにしてショックだった」「自分たちの作ってきたものを、「ありがとう。助かった」と受け取ってもらえて嬉しかったけど、このような状態にならなければいけない社会への矛盾も感じ、言葉にできないくらい複雑な思いになった」と感想を述べる学生もいました。
ボランティア行動はこれまで5回おこなっていますが、毎週のように新しい人たちに出会います。その場ですぐに生活相談の約束をし、月曜日に区役所に生活保護の申請に一緒にいくなどの支援もしています。
引き続き3月も毎週おこなっていきます。多くの方の参加お待ちしています。
3月1日、アメリカの経済や社会について研究されている河音琢郎先生(和歌山大学教授)を講師に、学習交流会をおこないました。
当日は「アメリカと日本の関係がこれからどうなるか知りたい」「CHANGEというけど、何がどうかわるのかわからないので知りたい」など、 学生や青年など25人が参加しました。
河音先生は、①アメリカ初の黒人大統領選出ということの意味、②アメリカの軍事・外交政策上の意義、③経済政策上の意味、の3つの論点から講演をしてくれました。
特に、①の部分がいちばんCHABGEしたことだと述べられ、アメリカの人種差別の歴史から詳しく方向されました。しかし、外交の問題や日米関係の問題でいうと、やはりアメリカ社会の構造が軍を中心としたものになっていて、その構造がある限りオバマ大統領になっても軍事中心の外交を変えていくことは無理であり、そこを変えていくには、世界の声と行動でアメリカを包囲していくことではないかと述べられました。
講義を聴いたあと、「アメリカと日本の経済関係はどうなるのか」「これまで知らない観点から考えられた」など、参加者同士で意見や感想を交流しあい深めました。
21日、定例となっている京都駅での土曜日「炊き出し」ボランティアに、総勢6名で取りくみました。
この日 は、「派遣切り」にあったという40、50代の男性2人と話しを聞かせて貰いました。
「姫路で『派遣切り』にあった。駅で夜露をしのいでいたが、ここでは仕事が見つからないと思い、3日前に京都に来ました。住むところがなく、住所がはっきりしないので仕事も見つからない。自分は働きたいのに・・・」。
成宮まり子党国政委員長・党下京区生活相談所長が「私たちがサポートします!」と、本日男性2人と区役所へ支援を求めに行くことになりました。
参加者は、「スタートして4回目になるが、段々人が増えてきている」「毎回『派遣切り』にあった方達と出会う。ほんまにどないなってるんや!」と、横暴勝手な大企業、それを止めることをしない政府への怒りをあらわにしていました。
18日、民青京都府委員会は下京区にあるハローワーク前で、「『派遣切りストップ』安定した雇用を求める緊急署名」を求める雇用宣伝をおこないました。
クビを切られたという男性や、通りすがりの女性、青年などが足を止め、1時間で30筆の署名が集まり、アンケートでも深刻な実態が寄せられました。
署名にこたえてくれた20代の男性は、「仕事が減ってクビを切られた。今日は仕事を探しにきたけどなかなかありません」とこたえてくれました。また「三重の日立金属で住み込みで働いていたが、1月にクビを切られ仕事を求めて京都に来た。いま、住むところがなく保護所に入りながら仕事を探しているが、なかなか決まらない。仕事を増やしてほしい」という男性や、「神戸でサントリーの事務で正社員で働いていたが首を切られた。周りでも50人くらいが解雇にあった。神戸のハローワークで仕事がなく、京都まで仕事を探しに来た」など、若い人から40・50代の方などから深刻な実態が寄せられました。
民青の各地区・協議会、京都府委員会としても、年度末に向けた緊急署名1000筆を目指して引き続き宣伝行動をおこないます。

2月8日、民青府委員会は国への「非正規切りストップ。安定した雇用を求める」請願署名と、実態アンケート運動を開始しました。
年度末となる3月末に向け、引き続き大量の職を失う人達が溢れることが予想されています。これ以上の首切りを許すなというこの請願署名を、全府で3月末までに、100ヶ所宣伝、1000筆を目標に集めます。
三条河原町でおこなったスタート宣伝では、学生や青年、年配の方とも次々対話に。「障害者施設で働いているが、自分より若い人がいない。入っても安い給料としんんどい仕事で次々に辞めていく。このような取り組みをしてくれてあるがとう。」「自分の知り合いも派遣切りにあった。」年配の方は「企業の今の首切りは本当に問題だと思う。企業は人を大事にしないといけない。若い人たちががんばっていてうれしい」と励ましの言葉をくれました。
世代を超えた大きな関心事になってることを実感しました。引き続き、各地で宣伝・対話に取りくんで、「首切り許すな」「大企業は社会的責任を果たせ」この世論を大きく広げていきましょう
派遣切り・雇い止めなど、大企業による首切りが横行しています。京都でも「首を切られ住むところを失った・・・」などの相談があちこちで聞かれれいます。
私たちも何かできることをしてみようと、先日京都駅周辺の路上生活者へ、おにぎり、おしるこ、カイロなど持ち寄って、差し入れしながら声をかけていきました。
「難波から自転車で1週間かけて京都まできたけど、京都も仕事ないよねぇ。もっと西へ行こうと思っている」(60代位男性)「仕事がなくて、最近食べていない。毛布や温かいものがほしい」(60代位男性)
なかには、「大阪のパナソニックで派遣で働いていたが、1ヶ月前にクビを切られて寮も追い出された。実家は北海道で、青森の知り合いのところに行こうと思っている」という20代位の男性もいました。 荷物はショルダーバック一つ。青森までどうやって行くかは聞けませんでした・・・。。
ボランティアには、民青のメンバー10人も参加。「一人では声をかけにくいけど、こうやってみんなで行くと、相手の人とも色々話しを聞けた」「おにぎりがすごく喜ばれた」など、感想を交流。このような実態に目をつむらず、引き続き自分たちにできることをやっていこうと、ボランティアの輪を広げて支援活動をすすめて行きます。
■2月11日(水)11:00~、「なんでも連帯ひろば」が 、九条診療所・川端診療所でおこなわれます。
非正規・派遣の相談、住居・生活・健康・労働・雇用の相談、炊き出し、衣類提供など、様々な支援活動の場です。ボランティアも大募集。ぜひご参加ください。
9月13~14日、「松代大本営」「無言館」「いわさきちひろ美術館」を巡って、自分の目で見て肌で感じる戦争と平和を考えるツアーをおこない、地域のメンバーや学生など10人が参加しました。
松代大本では現地のガイドさんが案内してくれ、「あのころの軍隊は天皇を守るための軍隊=皇軍であって、国民の為の軍隊ではなかった」「松代が完成するまでの時間稼ぎに沖縄戦は降伏することを許されなかった」 と、松代大本営が、広島・長崎・沖縄とは違う加害の日本を考えるうえでも、歴史的に大変重要な意味をもつところであると話してくれました。
「無言館」「いわさきちひろ美術館」では、そこに込められた作者の思いや生き様に共感し、涙しながらも、芸術という力の大きさを実感し、励まされました。
参加したメンバーは、「無言館でみた絵は、どれもとても優しい絵だった。あの優しい絵を描いていた画学生が、筆を鉄砲に持ち替えなければいけなかったなんて・・・。」
「絶対的な天皇がいて、戦争に行きたくないと口に出せない ような環境で、絵を描くことがどれほど困難だったか。それでも死ぬまで描いて、残されたその絵を守り続けた家族の悔しさを思うと涙が出た」
「自分がいかに、戦争に対して知らないこと、知ろうとしていなかったことことに気付けた。加害者としての日本、全てを知っている気になっていた私にとって 貴重な経験だった。もっと学びたい」
京都に帰って自分たちに何ができるのか、これからどんなことをしていきたいか、夜のロッジで、帰りのバスの中で大いに交流しました。現地長野の民青のメンバーとも交流でき、おいしい空気、おいしいご飯も頂いて、とても充実したものになりました。
9月11日、ニューヨーク同時多発テロ・・・あれから7年が経ちました。
この同時多発テロを引き金に、アフガニスタン侵攻、イラク戦争がおこり、今も罪のない多くの人たちが死と隣り合わせの危険な状況の中にいて、たくさんの人たちが犠牲になっています。
9月11日、三条大橋の河川敷で、この日にちなんで毎年平和の祈りをこめたピースキャンドルをおこなっています。
今年も、平和の願いが込められた紙コップにろうそくが灯り、河川敷や橋の上には人だかりができ、200人の人たちが平和と憲法9条を守ろうという思いを共有しました。
通りすがりに立ち寄り最初からじっと見ていた高校生は「もうあれから7年がたったんですね。このキャンドルを見て、憲法のこと平和のこといろいろ考えました。こういうとりくみはすごくいいですね。来年も来ます」と話してくれました。
8月31日、民青同盟と平和委員会共催の“憲法・平和企画”えおおこないました。8月企画のテーマは「食・農から平和を考えよう」と企画し、講師には農民連の上原実さんをお招きし、20人が参加しました。
上原さんは、様々な資料やデータを紹介しながら、今の日本で食の安全に対する不安の声が大きくなっていることの背景に、中国冷凍餃子中毒事件、産地偽装など、多くの食を巡る実態があることを紹介。なぜ、このような偽装が横行しているかを、輸入食品のうち1割し検査ができていない日本の検査体制の不十分さの現状と、その背景には、輸入量の急増に検査体制が追いつかないことがあり、ずさんな検査の実態も明らかになってきていることも紹介。
しかし、食の安全への意識が国民の中に広がってきていて、国民の声と行動が、原産地表示義務など、実際色々な法律や制度を作ってきたことを紹介し、一方で、法律があってもそれを守っていないという現状もあり、しっかりとしたチェック体制も必要です。と話されました。
上原さんの話しの後に、参加者みんなで感想や意見を交流しました。
「学生で、お金もなくて、スーパーに行けばやっぱり外国産をわかっていても安いものを選んでしまう。今は健康だけど、将来どうなるのか・・」「安いチェーン店の店が増え、個人経営の店がやっていけなくなっている。安ければ・・・という理由で外国からというやり方では、地産地消のように、ローカルスタンダードの道を考えていかないと」「働いていて、家に帰るの22時23時。そうするともうスーパーも閉まっているし、ご飯を作る時間も余裕もなくコンビニで済ますことも多い。生活全体のあり方を見直すことも必要だと感じた」と、みんなで感想を交流しました。
最後に上原さんは、食と農の現状は変えざるをえないところまできている。今、転換点。食と農の問題は農家だけの問題じゃない。国民全体の問題であるし、国民全体で声をあげていけば変えていけること と述べられました。
参加者の感想
・食料問題に対して自分はあまり関心がなかったので、今回の話しはこの問題に対して考えるきっかけになりました。(学生)
・新聞を見るだけではわからない情報がわかってよかったです。(教師)
・ データから見ても、事実から見ても、食の安全が守られていないのは明白。それなのに、抜本的な改善に動き出さない国のありかたには疑問を感じます。ただ、今回の講演を聞いて改善の道がたしかにあることを知り、少し希望がもてたきがします。事実から目をそむけず、流さないで声をあげる。そこに改善の道がたしかにあると知りました。(社会人)
・ 今、自給率が低くなってて、お米ももし食べられなくなるのは絶対いやだし、自分の知らないところで食の安全が危ないところまできているということが、今日改めて認識しました。食品は、自分の健康、将来の子ども達の健康を左右する・・・。ちゃんと選んでいきたいです(学生)
・国の思うようになっていたら、本当に日本は大変なことになってしまうと思います。だから国民のみんなが今の現状と真実を知って、変えていく必要があるのだと思います。(中学生)
8月4~6日、広島で開かれた原水爆禁止世界大会に、京都からも、学生60人・高校生13人・青年6人がツアーを作って参加しました。その他にも各種団体からも、多数の青年も参加しました。
今年は被爆63年
初めて世界大会に参加した学生は「自分があまりにも知らないということがわかった。平和のこと、戦争のこと、どれも色々なものが複雑に絡み合っていて、そのひとつひとつを学んでいかないといけないと思った」
友達に誘われて初めて参加した青年は「自分は平和がいいなと願ってはいた。けど世界大会に参加して、願うだけじゃなく、自分も一歩外に踏み出したいを思った。思想・信条の違いをこえて、みんなで手をつないでいこうという言葉が心に残った」と話してくれました。
参加者は、ここで感じたことをここで終わりにせず京都に持ち帰り、京都の中でも来年の世界大会に向けて平和の運動を大きく広げていきたいと、今後の取り組みを考えていこう盛り上がりました