9月11日、ニューヨーク同時多発テロ・・・あれから7年が経ちました。
この同時多発テロを引き金に、アフガニスタン侵攻、イラク戦争がおこり、今も罪のない多くの人たちが死と隣り合わせの危険な状況の中にいて、たくさんの人たちが犠牲になっています。
9月11日、三条大橋の河川敷で、この日にちなんで毎年平和の祈りをこめたピースキャンドルをおこなっています。
今年も、平和の願いが込められた紙コップにろうそくが灯り、河川敷や橋の上には人だかりができ、200人の人たちが平和と憲法9条を守ろうという思いを共有しました。
通りすがりに立ち寄り最初からじっと見ていた高校生は「もうあれから7年がたったんですね。このキャンドルを見て、憲法のこと平和のこといろいろ考えました。こういうとりくみはすごくいいですね。来年も来ます」と話してくれました。
8月31日、民青同盟と平和委員会共催の“憲法・平和企画”えおおこないました。8月企画のテーマは「食・農から平和を考えよう」と企画し、講師には農民連の上原実さんをお招きし、20人が参加しました。
上原さんは、様々な資料やデータを紹介しながら、今の日本で食の安全に対する不安の声が大きくなっていることの背景に、中国冷凍餃子中毒事件、産地偽装など、多くの食を巡る実態があることを紹介。なぜ、このような偽装が横行しているかを、輸入食品のうち1割し検査ができていない日本の検査体制の不十分さの現状と、その背景には、輸入量の急増に検査体制が追いつかないことがあり、ずさんな検査の実態も明らかになってきていることも紹介。
しかし、食の安全への意識が国民の中に広がってきていて、国民の声と行動が、原産地表示義務など、実際色々な法律や制度を作ってきたことを紹介し、一方で、法律があってもそれを守っていないという現状もあり、しっかりとしたチェック体制も必要です。と話されました。
上原さんの話しの後に、参加者みんなで感想や意見を交流しました。
「学生で、お金もなくて、スーパーに行けばやっぱり外国産をわかっていても安いものを選んでしまう。今は健康だけど、将来どうなるのか・・」「安いチェーン店の店が増え、個人経営の店がやっていけなくなっている。安ければ・・・という理由で外国からというやり方では、地産地消のように、ローカルスタンダードの道を考えていかないと」「働いていて、家に帰るの22時23時。そうするともうスーパーも閉まっているし、ご飯を作る時間も余裕もなくコンビニで済ますことも多い。生活全体のあり方を見直すことも必要だと感じた」と、みんなで感想を交流しました。
最後に上原さんは、食と農の現状は変えざるをえないところまできている。今、転換点。食と農の問題は農家だけの問題じゃない。国民全体の問題であるし、国民全体で声をあげていけば変えていけること と述べられました。
参加者の感想
・食料問題に対して自分はあまり関心がなかったので、今回の話しはこの問題に対して考えるきっかけになりました。(学生)
・新聞を見るだけではわからない情報がわかってよかったです。(教師)
・ データから見ても、事実から見ても、食の安全が守られていないのは明白。それなのに、抜本的な改善に動き出さない国のありかたには疑問を感じます。ただ、今回の講演を聞いて改善の道がたしかにあることを知り、少し希望がもてたきがします。事実から目をそむけず、流さないで声をあげる。そこに改善の道がたしかにあると知りました。(社会人)
・ 今、自給率が低くなってて、お米ももし食べられなくなるのは絶対いやだし、自分の知らないところで食の安全が危ないところまできているということが、今日改めて認識しました。食品は、自分の健康、将来の子ども達の健康を左右する・・・。ちゃんと選んでいきたいです(学生)
・国の思うようになっていたら、本当に日本は大変なことになってしまうと思います。だから国民のみんなが今の現状と真実を知って、変えていく必要があるのだと思います。(中学生)
8月4~6日、広島で開かれた原水爆禁止世界大会に、京都からも、学生60人・高校生13人・青年6人がツアーを作って参加しました。その他にも各種団体からも、多数の青年も参加しました。
今年は被爆63年
初めて世界大会に参加した学生は「自分があまりにも知らないということがわかった。平和のこと、戦争のこと、どれも色々なものが複雑に絡み合っていて、そのひとつひとつを学んでいかないといけないと思った」
友達に誘われて初めて参加した青年は「自分は平和がいいなと願ってはいた。けど世界大会に参加して、願うだけじゃなく、自分も一歩外に踏み出したいを思った。思想・信条の違いをこえて、みんなで手をつないでいこうという言葉が心に残った」と話してくれました。
参加者は、ここで感じたことをここで終わりにせず京都に持ち帰り、京都の中でも来年の世界大会に向けて平和の運動を大きく広げていきたいと、今後の取り組みを考えていこう盛り上がりました
7月27日、京都アスニーでおこなった“ピースジャムin京都”には、130人が参加しました。
イラク人医師シャキルさんは、「2003年イラク戦争が始まって、イラクは大きく変わってしまった。医師や学者など、知識人も多くが殺され、自分の恩師や仲間も殺された。お金のある人は国外へ出ることは可能だが、そうでない人は今も危険なイラクに留まることしかできない」と、イラクで行われている事実を写真や、自分の実体験から生々しく話してくれました。
龍谷大学の田中則夫先生は、国際法の観点から見て、アメリカがおこなったイラク戦争がいかに大儀がないかということを、安保理決議や国際法を示し説明してくれました。
昼からは、「エコと平和」「基地問題から考える日本の現実」「戦争にむかわせる教育」など7つの分科会にわかれ、どの分科会も多彩な講師陣と構成で、参加者どうし大いに深めました。「従軍慰安婦」の分科会に参加した青年は「慰安婦という言葉は聞いたことありましたが、その言葉の裏にこのような事実があることを始めて知りました。あまりに衝撃が強すぎて、なんともいえない・・・」と言葉をつまらせていました。
最後に、原水爆禁止世界大会に初参加するメンバーが決意を述べ、参加者全体で円になり「ねがい」「青空」を歌って終了
平和のことを、学び・考え・交流した一日となりました。
17日、民青京都府委員会は、若年者を中心とした就業を支援するために府が運営する”京都ジョブパーク”の、土家篤事務局長(府商工労働観光部総合就業支援室長)と、懇談しました。
ジョブパークは開設して2年目。1年間でのべ42,000人の方が利用しており、7割以上が若年層。ここでは、正規として働けるように力をいれていて、就職した人の9割が正規として就職しています。カウンセラーを置いて、1人1時間の予約制で丁寧な青年の就業意欲を養う取り組みや、フォローアップなどのセミナー、自治体の要請にこたえた出張セミナーなどに取り組み、高い評価を得ているとの説明を聞きました。
私達が、この間取り組んできた「青年雇用アンケート」でつかんできた、低賃金のため、働いても生活や自立ができない現状や、将来に展望が見えない青年の実態を伝えながら、このようなジョブパークの取り組みを、もっと青年の身近なところに広げてほしいと話しました。

13日、日は落ちてもまだまだむっとする暑さの中、ピースジャム実行委員会のメンバー11人で三条京阪でおこないました。ギターで音楽も流しながら、夕暮れ時まったりとした雰囲気での宣伝になりました。
第二回目の宣伝で、105羽のおりづるが集まりました。部活帰りの中学生がわっと集まって折ってくれたり、祇園祭に参加する浴衣姿の女性や、スペインから旅行にカップルなど、ツルの折り方分からない人も、周りの人に教えてもらいながらみんな丁寧に折ってくれました。
自分から「折り紙ください」と取りにきてくれる人や、「広島に届けてくださいね。がんばってください」「21万羽ってすごい数ですね」と、あちこちで対話が弾みました。
カンパも頂きました。ありがとうございます。
ひきつづき、あと2回の宣伝も楽しくできたらなと思います。
各地で取り組む平和企画を紹介します
■7月20日(日) 『戦場の真実―兵士、戦争、そして平和の作り方―』 @右京ふれあい文化会館大ホール 18:30開場 19:00開演
元アメリカ海兵隊員であるアネン・ネルソンさんを呼んでの企画です。小説や映画の世界と現実の戦争は私達の想像もつかないほど違うものです。ベトナム戦争での体験を中心に、海兵隊での訓練やアメリカ情勢、また日本国憲法9条の価値や平和を願う思いを話していただきます。 参加券:一般600円、学生300円、高校生100円、中学生以下無料
■ 7月27日(日)『ピースジャムin京都2008』@京都アスニー(3階) 9:30開場 10:00開演 参加費:無料
原水爆禁止世界大会に向けた、京都の、青年・学生・高校生のプレ企画!!メイン講師は、イラク人医師のシャキルさん そして、「被爆者の話し」「エコと平和」など様々な角度から平和を考える分科会を多彩におこないます
今年も、いよいよこの季節がやってきました!!今年は、広島がメイン会場です
日時:8月4~6日
月曜日~水曜日という、休みを挟まない日程なので、働く人にはきびしい日程ですが、今年も京都から青年ツアーをおこないます。
ツアー要綱はこちらから
申込希望者は、FAXで075-722-8760までお願いします。学生の方も、こちらから申し込んでもらって結構です。
魅力あふれる世界大会★★ことしの世界大会は、二〇一〇年の核不拡散条約(NPT)再検討会議を「核兵器のない世界」への転機とするための行動を開始する大会として注目が集まっています。そして、二カ国の政府代表や国際機関代表をはじめ、二十六カ国五組織から八十三人が参加を予定しています。
京都からもたくさんのメンバーで参加し、核兵器廃絶の世界的な流れを学び、交流しましょう

民青同盟乙訓地区委員会は7日、地区のすべての自治体に対して、雇用アンケートの報告書を渡しながら青年雇用対策の要請を行い、向日市・長岡京市は労政担当部課長、大山崎町は真鍋町長と懇談しました。
要請文では、安定雇用/賃金底上げ/就職支援/労働法・権利の周知徹底/相談窓口/家賃補助などについて、具体的な提案も行いました。
半日休みをとって参加した青年は、「バイトの掛け持ちでやっと生活。風邪をひいても休めない。年金も払えない。アンケートをとりくむと、40代の人も大変な人が多くいた。今の状況が40代になっても続くと思うと、今真剣な対策を行ってほしい」と訴えました。ほかにも「週6でフルタイムのパート。実家だからやっていけるが一人暮らしはムリ」「バイトの方が給料が高いくらいで正社員がひどい働き方」など、それぞれ働く実態を訴えました。
どの自治体でも「私も二番目の娘が非正規」「青年に展望がない状況はいけない」など、厳しい実態を何とかしなければならないとの認識で一致し、「国・府に積極的に求めてゆきたい」(向日市)などの発言もありました。「生活保護の窓口には青年は来ない」(長岡京市)など、困っている青年がなかなか相談できない状況もあります。「役場に来てもらえさえすれば、かなうかはともかくどんな相談でも乗れる。役場だけでは限界があり、みなさんの力も借りながらできることをしい」(真鍋町長)などの発言もあり、要請に参加した青年は「ひきつづきアンケートを集めながら要望活動も続け、困っている青年をなくしていきたい」と話しています。
6月27日、民青京都府委員会と平和委員会主催でおこないました。
今回のテーマは『貧困と憲法』 。講師には、生活と健康を守る会の高橋事務局長、福山弁護士です。当日は、ビラをみてきましたという学生や社会人、年金者組合の方も含め、10人か参加しました。
高橋さんは、京都で実際におきている貧困の実態、フルタイムで働いても生活できる賃金を得られない母子家庭の実態など、様々な事例を示して紹介し、10年前と比べても、生活保護から抜け出せない「貧困の世襲化」が起こっている問題、労働条件の悪化と貧困が密接にかかわっていることをあげました。そして、憲法25条をめぐって、全国で生存権裁判をたたかっており、あらためて、憲法25条が保障する「健康で文化的な生活」とはどういうものか、国民全体で考えていかなければいけない時期にある。と述べられました。
福山弁護士は、そもそも憲法とは「国民が権力者を縛るものである」ということから、改憲派はこの憲法の性質を逆転させたい。権力者を縛っている鎖を緩め、あわよくば、国民にこの鎖をかけたいという狙いがあることを紹介。そして、世界から見ても優れた憲法。特に9条と25条。格差と貧困が広がるいまだからこそ、あらためて憲法に立ち返り、この憲法を生かす、完全実施することが今大事ではないかと述べられました。
参加者は、「学校では、このような具体的な話しは聞けない。とてもよかった」「働き方の問題が社会問題になっているけど、やはり、この問題でも憲法問題と一緒に考えていくべき問題だということが整理された」と、感想を交流し、深め合いました。